
こんにちは、CalivinoのManamiです!
ワインを楽しむとき、ソムリエやワイン好きの人が使う専門用語に「なんとなく意味はわかるけど、詳しくは知らない…」ということ、ありませんか? ラベル(エチケット)を見ても、フランス語や英語ばかりでちょっとハードルが高く感じることも。
でも、大丈夫! ワインの基本的な用語をいくつか知っておくだけで、ワイン選びやテイスティングがもっと楽しくなりますよ♪ 今回は、ワインを飲むときに役立つ 基礎用語10選 をわかりやすく解説します♡
① ヴィンテージ(Vintage)
意味:ワインが作られた年(収穫年)のこと。
「このワイン、ヴィンテージは?」なんて聞かれることがありますが、これはワインのブドウが収穫された年のことを指します。ワインはその年の天候に影響を受けるため、「当たり年(良いヴィンテージ)」と呼ばれる年もあります。
例えば、フランス・ボルドーの「2009年」は、天候に恵まれた素晴らしいヴィンテージとされています♪
② エチケット(Étiquette)
意味:ワインのラベルのこと。
ワインボトルに貼られているラベルのことを「エチケット」と言います。産地、ブドウ品種、ヴィンテージ、アルコール度数などの情報が書かれています。
フランス語では「ラベル」ではなく「エチケット」と呼ぶので、おしゃれにワインを語りたいときに使ってみてくださいね♡
③ ボディ(Body)
意味:ワインの重さや濃さを表す言葉。
ワインの口当たりや味わいの「重さ」を表現するときに使います。よく 「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」 という言葉を聞きますよね?
- フルボディ(Full-bodied) → しっかりとしたコクがあり、濃厚でアルコール度数も高め。例:カベルネ・ソーヴィニヨン
- ミディアムボディ(Medium-bodied) → フルボディとライトボディの中間。適度なコクがあり、飲みやすい。例:メルロー
- ライトボディ(Light-bodied) → 軽やかでスッキリした飲み口。例:ピノ・ノワール
④ タンニン(Tannin)
意味:ワインの渋み成分。
赤ワインを飲んだときに感じる「キュッと口の中が乾くような渋み」、これがタンニンの影響です。ブドウの皮や種に含まれる成分で、タンニンが多いほど渋みが強くなります。
タンニンが多いワインの例:カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ
タンニンが少ないワインの例:ピノ・ノワール、ガメイ
⑤ アロマ(Aroma)& ブーケ(Bouquet)
意味:ワインの香りのこと。
「ワインの香り」全般を指す言葉として「アロマ」と「ブーケ」がありますが、厳密には少し違います。
- アロマ(Aroma) → 若いワインのフレッシュな香り(果実や花の香り)
- ブーケ(Bouquet) → 熟成したワインの複雑な香り(スパイス、木、革、トリュフなど)
たとえば、開けたばかりのフルーティーな白ワインには「アロマが華やか」、熟成された赤ワインには「ブーケが豊か」なんて表現を使います♪
⑥ ドライ(Dry)& スイート(Sweet)
意味:ワインの甘さを表す言葉。
- ドライ(Dry) → 甘くないワインのこと(辛口)
- スイート(Sweet) → 甘口ワインのこと
特に白ワインでは、「辛口のシャルドネ」とか「甘口のリースリング」など、甘さの違いがはっきりしています。スパークリングワインのラベルにも「Brut(ブリュット)」と書かれていたら「辛口(ドライ)」の意味です♪
⑦ オーク(Oak)
意味:ワインの熟成に使われる樽(オーク樽)のこと。
「オークの香りがするワイン」なんて聞いたことありませんか? これは、ワインが オーク樽(樽熟成) で熟成されることで、バニラやナッツ、スモーキーな風味が加わることを指します。
特に カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネ などの品種は、オークの風味と相性が抜群です♡
⑧ デキャンタージュ(Decantation)
意味:ワインをデキャンタ(ガラスの容器)に移して空気に触れさせること。
赤ワインを飲む前に、専用のガラス容器(デキャンタ)に移し替えることを「デキャンタージュ」と言います。ワインが空気に触れることで、香りが開いて味わいがまろやかに♪
特に 熟成ワインや濃厚な赤ワイン には、デキャンタージュをすると本来の美味しさが引き出されます!
⑨ テロワール(Terroir)
意味:ワインの個性を生み出す「土地の特徴」。
フランス語の「Terre(土地)」が語源で、 ブドウ畑の土壌・気候・地形などの環境がワインの味わいに与える影響 を指します。
例えば、フランス・ブルゴーニュ地方は 石灰質の土壌 が多く、それがエレガントなピノ・ノワールの味わいを生み出しているんです♡
⑩ キュヴェ(Cuvée)
意味:「特別なワイン」や「ブレンド」の意味。
「キュヴェ・スペシャル」なんてワイン名を見たことありませんか? これは 特別に選ばれたワイン という意味で、品質の高いワインに使われることが多いです♪
特に シャンパーニュでは、ブレンドされたワインのことをキュヴェ と呼びます!
まとめ
ワイン用語って、最初は難しく感じますが、覚えてしまえばワイン選びやテイスティングがもっと楽しくなりますよ♪ 今回紹介した10個の用語を、ぜひ次のワイン会で使ってみてくださいね♡
では、また次のブログでお会いしましょう!