こんにちは。CalivinoのManamiです。
先日ワイン好きの友人と「同じシャルドネでも全然味が違うよね!」という話で盛り上がったんですが、
その大きな違いのひとつが、**「樽熟成しているかどうか」**なんです。
今回は、樽熟成とそうでないシャルドネ(ステンレスタンク熟成など)で、どんな風に味や香りが変わるのか?
また、それぞれのおすすめの飲み方や料理との相性などもご紹介します♪
シャルドネは“変幻自在な品種”
まず前提として、シャルドネはブドウ自体の個性が控えめなので、
どんな造り方をするかによって、味わいが大きく変わります。
だからこそ、「樽熟成か、そうでないか」が、シャルドネを語る上で超重要な分かれ道!
【違い①】香りと味わいの変化
🍋 ステンレスタンク熟成のシャルドネ
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香り:レモン、青リンゴ、洋ナシ、白い花などのフレッシュな香り
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味わい:すっきり爽やか、クリーンでシャープな印象
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飲み心地:軽やかで口当たりが優しく、酸味が引き立つ
❄️ 暑い日や、さっぱりした食事と合わせたいときにぴったり。
👉 代表的な地域:フランス・シャブリ、ニュージーランド、日本の冷涼産地など
🧈 樽熟成のシャルドネ(オーク樽)
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香り:バニラ、バター、トースト、ナッツ、キャラメル、時にはスモーキーさも
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味わい:コクがあり、ふくよかでリッチ。樽からの風味がワインに溶け込んでいる
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飲み心地:まろやかで厚みがあり、口の中に長く余韻が残る
🔥 肉料理やクリームソースと相性抜群。寒い季節にゆっくり味わいたい一本。
👉 代表的な地域:カリフォルニア、オーストラリア、ブルゴーニュ南部(ムルソーなど)
【違い②】テクスチャー(口当たり)
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ステンレスタンク熟成:シャープで軽快。舌にスーッと伸びる感覚。
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樽熟成:クリーミーで丸みがあり、飲んだ瞬間から口の中に広がる重厚感。
どちらもおいしいのですが、「飲みやすさ重視」か「味わい深さ重視」かで選ぶと◎!
【違い③】熟成による変化
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ステンレス熟成タイプは早飲み向き。開けたてのフレッシュさが命。
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樽熟成タイプは数年の熟成にも向いていて、より複雑な味わいに進化することも。
ワインセラーがあるなら、ちょっと寝かせてみるのも楽しいですよ♡
料理との相性(ペアリング)
| スタイル | 合う料理 | ポイント |
|---|---|---|
| ステンレスタンク熟成 | サラダ、刺身、レモン風味の魚料理、冷しゃぶ | さっぱり×さっぱりで味がケンカしない |
| 樽熟成 | グラタン、クリーム系パスタ、ローストチキン、焼き魚のバター醤油 | コクのある料理との相性が抜群 |
和食とも合いやすいのは、実はシャルドネならではの嬉しいポイント♡
まとめ:1つの品種で、2度おいしい
同じシャルドネでも、「どんな熟成をしたか」でこんなに違うんだ!と驚きますよね。
気分や季節、お料理に合わせて、
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「今日は爽やかに行きたいからステンレス熟成」
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「ちょっと贅沢気分だから樽熟成」
なんて選べるようになると、ワイン選びの楽しさがぐっと広がります♪
ぜひ飲み比べして、自分の「お気に入りスタイル」を見つけてみてくださいね♡
ではまた、次のブログでお会いしましょう🍷