こんにちは、CalivinoのManamiです。
ワインが好きな方なら、フランス人の食事スタイルに興味を持ったことがあるのではないでしょうか?
「フランス人はたくさんバターやチーズを食べるのに、なぜ太らないの?」
「なぜフランスの食卓にはいつもワインがあるの?」
今日は、そんなフランス流の食習慣と、ワインとの関係についてご紹介します。
1. フランス人は「食事の時間」を大切にする
フランスでは、「食事は単なる栄養補給ではなく、楽しむもの」という考え方が根付いています。
朝食は軽めですが、昼食と夕食はしっかり時間を取るのが一般的。特に昼食は、友人や家族と集まって1時間以上かけて食べることも珍しくありません。
日本のように「ランチをサッと済ませる」「仕事をしながら食べる」ということはほとんどなく、食事をゆっくり味わいながら楽しむのがフランス流です。
2. 「少しずつ、じっくり」がフランス流ダイエット?
フランス料理といえば、バターたっぷりのクロワッサンや、クリーミーなチーズ、濃厚なソースがかかった肉料理を思い浮かべるかもしれません。
しかし、フランス人は一度に大量に食べるのではなく、少しずつ楽しむのがポイント。
例えば、レストランのコース料理では、
- 前菜(オードブル)
- メイン(肉や魚料理)
- デザート
という流れで、一品ずつゆっくり味わいながら食べるのが一般的です。
また、フランス人は**「空腹を感じるまで食べない」**という意識が強く、間食をあまりしません。そのため、一日3食をバランスよく食べる習慣ができているのです。
3. ワインは「食事とセット」で楽しむ
フランスの食卓には、ワインが欠かせません。
ただし、日本のように「お酒を飲むための食事」ではなく、食事をより楽しむためのワインという考え方が根付いています。
例えば、
- 赤ワインは「肉料理」と合わせる
- 白ワインは「魚料理」や「チーズ」と相性が良い
- 食後に軽めのワインを一杯楽しむ
このように、ワインを料理と一緒にゆっくり飲むことで、食事の満足感を高めるというのがフランス流。
また、フランス人は「お酒をたくさん飲むこと」よりも、「少しずつ味わうこと」を大切にしているため、一度にたくさん飲むことは少なく、健康的に楽しんでいます。
4. 「質の良い食材」を選ぶ
フランス人は、食材の質にこだわることでも知られています。
スーパーよりもマルシェ(市場)で新鮮な野菜や肉を買い、パン屋さんで焼きたてのバゲットを買うのが一般的。加工食品やジャンクフードはあまり好まれず、できるだけシンプルでナチュラルな食材を選ぶ傾向があります。
これは、ワインにも同じことが言えます。フランスでは**自然派ワイン(ビオワイン)**の人気が高く、添加物の少ないナチュラルなワインを選ぶ人が増えています。
「食べるもの、飲むものはシンプルに、素材の味を楽しむ」という考え方が、フランス人の健康的な食生活につながっているのかもしれません。
まとめ:フランス流の食習慣を取り入れてみよう
フランス人の食生活には、**「食べることを楽しむ」**という文化が根付いています。
✔ 食事はしっかり時間をかけて楽しむ
✔ 「少しずつ、じっくり」食べることで満足感を高める
✔ ワインは料理と一緒に楽しむ
✔ 質の良い食材を選び、シンプルな味わいを大切にする
日本でも、忙しい毎日の中でつい「食べることをおろそかにしがち」ですが、たまにはフランス流の食習慣を取り入れて、ゆっくりワインと食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
では、また次のブログでお会いしましょう!