【マスカット=モスカート】そのブドウ品種の魅力を深掘り!

こんにちは。CalivinoのManamiです。

今日はワインのスタイルではなく、「モスカート(Moscato)」というブドウ品種そのものにフォーカスして、その魅力を掘り下げてみたいと思います。

甘口ワインの代表格として知られるモスカート。でもその印象だけではもったいないくらい、実は奥が深いんです♡


モスカートってどんなブドウ?

「モスカート(Moscato)」は、イタリア語で「マスカット」の意味。日本でも親しみのある響きですよね。

実際の品種名としては「マスカット・ブラン・ア・プティ・グラン(Muscat Blanc à Petits Grains)」が最も有名で、これが「モスカート」の正体。原産地は古代ギリシャや中東とも言われていて、なんと紀元前から存在する超古代品種

そのため、世界中のワイン生産地で育てられていて、呼び名も様々。たとえば:

  • フランス:ミュスカ(Muscat)

  • ドイツ:ムスカテラー(Muskateller)

  • イタリア:モスカート(Moscato)

  • 日本:マスカット・オブ・アレキサンドリア

つまり、世界の「甘くて香り高いブドウ」の元祖みたいな存在なんです。


モスカートの最大の魅力:圧倒的なアロマ!

私が初めてモスカート種のワインを飲んだとき、一番驚いたのは香りの華やかさ

グラスを鼻に近づけるだけで、白桃、洋梨、ライチ、オレンジブロッサム…まるでフルーツブーケ。香水のようにエレガントなアロマがふわっと広がります。

これはテルペン類と呼ばれる芳香成分が豊富に含まれているから。特に「リナロール」「ゲラニオール」といった成分が、あの甘くてフローラルな香りを生み出しているんです。


甘口だけじゃない?モスカートの多様性

「モスカート=甘いワイン」と思っている方、多いですよね。でも実は、辛口やスパークリング、オレンジワインに使われることもあるんです!

🍷 甘口:代表はモスカート・ダスティ

微発泡でアルコール度数も低く、食後酒にぴったり。

🍊 オレンジワイン:皮ごと発酵させた芳醇スタイル

モスカートのアロマがより複雑に変化。しっかりした食事にも合います!

🧊 スパークリング:モスカート・スプマンテ

爽やかでカジュアル、夏の昼飲みに最高!

「香りが主役のブドウ」だからこそ、どんなスタイルでもモスカートらしさが残るのが魅力です♡


栽培のしやすさと親しみやすさ

モスカートは世界中で栽培されていて、その理由のひとつが気候への順応性の高さ。暑い気候でもしっかり糖度が上がり、香りも失われません。

また、糖度が高い=甘さがしっかり出るので、「ワイン=渋くて難しい」というイメージを持つ初心者にも優しいワインになります。

私のママ友たちも、最初はこの品種のワインでワイン好きになったという人、多いです♪


モスカートは「癒し系ブドウ」

30代、子育て中、毎日バタバタの中で、たまのご褒美に飲むワイン。

そんな時間にぴったりなのがモスカートの香りとやさしい味わいなんです。

✔ アロマに癒されて
✔ 軽やかな味わいでリラックスできて
✔ 翌朝に響かない

ほんのグラス1杯だけでも、「あ〜幸せ♡」って思える。モスカートって、そんな**“癒し系ブドウ”**だと思います。


まとめ:モスカートはブドウの“アロマセラピスト”

ワインの世界にはいろんなブドウがあるけれど、モスカートほど香りで人を幸せにしてくれるブドウって、なかなかないんじゃないかなと思います。

フルーティで親しみやすく、でも奥深い個性もあって、誰とでも分かち合える。

ぜひ、あなたも次にワインを選ぶときは「モスカート=ブドウ品種」として注目してみてください♡

ではまた、次のブログでお会いしましょう!

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