こんにちは。CalivinoのManamiです。
ワイン好きのみなさん、「シラー」というブドウ品種、ご存じですか?
黒コショウやスモーク、濃密な果実味が特徴の、大人の赤ワインといえばコレ。
今日は、そのシラーの聖地とも言える「北ローヌ地方」にスポットを当てて、ワインの魅力を深掘りしていきたいと思います!
1. 【目的と対象読者】
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目的:北ローヌ地方のシラーについて初心者にもわかりやすく紹介し、シラーの魅力を伝える。
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対象読者:赤ワイン初心者~中級者。しっかりした味わいのワインに挑戦してみたい人、シラーに興味があるけど選び方がわからない人。
2. シラーってどんなブドウ?
まずは基本から。
シラー(Syrah)は、北ローヌを代表する黒ブドウ品種。
スパイシーで、黒系果実(ブラックベリーやプラム)の濃厚な香り、そしてスモーキーさが特徴。
フルボディだけど、しっかり酸もあって、タンニンも滑らか。熟成に耐える構造を持ったエレガントなワインに仕上がります。
3. 北ローヌの代表アペラシオン(AOC)
🍷 コート・ロティ(Côte-Rôtie)
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「焼けた丘」という意味。
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シラーに少量のヴィオニエ(白ブドウ)をブレンドして造られることもあり、香りが華やか。
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女性的で上品とされる「コート・ブロンド」と、力強く男性的な「コート・ブリュン」の2つの丘が有名。
🧡 おすすめペアリング:鴨のロースト、豚の角煮、スモークチーズ
🍷 エルミタージュ(Hermitage)
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しっかりとした重厚感と、長期熟成に耐えるポテンシャル。
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シラー100%が基本で、黒コショウや革のような香りが出ることも。
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北ローヌで最も格の高いアペラシオンのひとつ。特別な日の一本にぴったり♡
🧡 おすすめペアリング:ラムチョップ、牛ステーキ、熟成チーズ
🍷 サン・ジョセフ(Saint-Joseph)
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比較的カジュアルに楽しめるシラー。北ローヌの中ではコスパが良い!
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果実味がしっかりあり、スパイスも感じられて飲みごたえバッチリ。
🧡 おすすめペアリング:ハンバーグ、ビーフシチュー、麻婆豆腐(実は合います!)
🍷 クロズ・エルミタージュ(Crozes-Hermitage)
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エルミタージュに隣接するエリア。
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エルミタージュよりも価格は抑えめだけど、質の高いシラーが楽しめる人気のAOC。
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フルーティーさとスパイス感のバランスが絶妙。
🧡 おすすめペアリング:牛すじ煮込み、グリルチキン、スパイス系のカレー
4. シラーをもっと楽しむポイント
✔ 温度に注意!
シラーは少し冷やして飲むとスパイス感が引き締まり、香りがより立ちます。
16~18℃くらいがおすすめ。
✔ グラスは大きめの赤ワイン用で
香りが複雑なので、空気に触れることでどんどん開いていきます。
大きめのボルドーグラスやブルゴーニュグラスが◎。
✔ 少し寝かせるのもアリ
特にコート・ロティやエルミタージュは、5〜10年熟成すると一気に深みが増します。
若いものを買ってセラーに入れておくのも楽しいですよ♡
5. Calivino的おすすめワイン
私が個人的に「これ、最高…♡」と思ったシラーをご紹介!
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Yves Cuilleron Côte-Rôtie "Bassenon"(イヴ・キュイロン)
華やかさと深みのバランスが絶妙。高級感たっぷりの香り! -
Domaine Combier Crozes-Hermitage
毎年安定の美味しさ。普段飲みにもぴったりな優等生。 -
Alain Graillot Crozes-Hermitage
果実味とスパイスが絶妙な、飲んで楽しい一本♪
6. まとめ:北ローヌのシラーは“知るほどにハマる”
北ローヌのシラーは、単なる「濃い赤ワイン」じゃありません。
スパイス、果実、ミネラル、土壌感…それらが絶妙に絡み合った芸術的なワインなんです。
「大人の赤」にチャレンジしたい方には、ぜひ一度飲んでみてほしい!
その深みにきっと驚くはずです♡
ではまた、次のブログでお会いしましょう♡
Bon vin et à très bientôt!