【プロが教える】ワインの賞味期限と最適な保存法

こんにちは、Manamiです。家でワインを飲み残したり、未開栓のワインが家に残っていることってありますよね。ワインの保存方法や消費期限について悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?


今回は、ワインを美味しく飲める「賞味期限」と正しい保存方法、余ったワインの活用方法をご紹介します。


開栓前と開栓後のワインの飲み頃について知ろう!

ワインボトルに消費期限の記載がない理由

ワインボトルのラベルには、産地やブドウの種類などの情報が記載されていますが、消費期限については記載されていません。これは、ワインの保存状態や種類によって飲み頃が異なるためです。


未開栓ワインの飲み頃とは?

未開栓のワインには一律の消費期限はありませんが、美味しく飲むための目安はあります。


・赤ワイン: 5~10年

・軽めの白ワイン(ソービニヨンブランなど): 1~2年

・コクのある白ワイン(樽熟成したシャルドネなど): 3~5年

・ボジョレーヌーボー: 解禁された年の年内

・スパークリングワイン: すぐ飲む


開栓後のワインの飲み頃とは?

開栓したワインの保管期間は、ワインの種類と残量によって異なります。


・スパークリングワイン、軽めの白ワイン: 1~2日

・コクのある白ワイン: 2~3日

・赤ワイン: 3~5日

・ボルドーなどの高級赤ワイン: 1週間


ワインは栓を開けると酸化が進みます。赤ワインや一部のコクのある白ワインは、酸化による変化を楽しむこともありますが、一般的には早めに飲むのが良いでしょう。



ワインの正しい保存方法について知ろう!

ワインは、暗くて温度変化が少なく、湿度が高いところに保存しよう

ワインを保存するためのポイントは以下の5つです。

  1. 暗い場所で保存する: 日光や蛍光灯の光を避ける。
  2. 涼しくて温度変化がない場所で保存する: 理想の温度は13~15度。
  3. 湿度が高い場所で保存する: 理想の湿度は65~80%。
  4. 振動が起こらない場所で保存する: 振動させない。
  5. 匂い移りしない場所で保存する: 外部からの匂いを避ける。

家庭でのワインの保存場所

家庭でワインを保存する場合、以下の場所がオススメです。

  1. 床下の冷暗所
  2. 北向きの部屋の押し入れ
  3. 冷蔵庫の野菜室

「床下の冷暗所」がベストですが、ない場合は「北向きの部屋の押し入れ」や「冷蔵庫の野菜室」を利用しましょう。冷蔵庫の野菜室は温度変化が少なく、適した保存場所です。


ワインセラーの利用

家庭での保存が難しい場合は、ワインセラーの利用を検討しましょう。1万円程度で購入できるワインセラーもあり、ワインの保存条件をすべてクリアできます。


開栓後のワインを長持ちさせるための便利グッズ

真空ポンプとワインストッパー

赤ワインや白ワインに使うアイテムで、ボトル内を真空状態にし、ワインの酸化を抑えてくれます。


シャンパンストッパー

スパークリングワインやシャンパンに使うアイテムで、炭酸を抜けにくい状態にしてくれます。


これらの便利アイテムを活用して、開栓したワインを長く楽しみましょう。


開栓済みで味が落ちたワインの活用方法

サングリアにする

開栓済みで味が落ちたワインは、フルーツを入れてつくるカクテル「サングリア」に活用できます。自宅で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。


料理に使う

赤ワインの煮込み料理や、お酢と混ぜてピクルス液を作るなど、ワインを使ったレシピはたくさんあります。開栓済みで味が落ちたワインも無駄にせず、料理に活用しましょう。


ワインは生き物のような飲み物。大切に保存して、美味しいワインを楽しんでくださいね。ワインセラーなどの便利アイテムを使うと、さらにワインライフが充実しますよ。今回の内容が役にたったまたお会いしましょう!

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