【知る人ぞ知る爽快ワイン】バスク地方のチャコリとは?

こんにちは。CalivinoのManamiです。

「チャコリ」というワインを聞いたことはありますか?

スペインの中でも独自の文化を持つバスク地方で造られる、とっても個性的で美味しい白ワインなんです。
最近ではナチュラル志向のワインバーやスペインバルでも見かけるようになってきていて、夏にぴったりの“通好みワイン”としてじわじわ人気が広がっています。

今回は、そんなチャコリの魅力をぎゅっと詰め込んでご紹介します♡


🍇 チャコリとは?簡単に言うと…

チャコリ(Txakoli/チャコリ)は、スペイン北部・バスク地方の地酒的存在の白ワイン
※発音は「チャコリ」ですが、現地表記では“Txakoli”と書かれます(バスク語です!)

特徴はズバリ:

  • 爽やかな酸味

  • 微発泡(スライトリー・スパークリング)

  • アルコール控えめ(10〜11%程度)

  • しっかり冷やして飲むと最高!

“白ワインとビールの中間みたい”という感想もあるくらい、気軽で軽快、なのに独特な魅力があるワインなんです。


🗺 主な産地と品種

📍 主な産地は3つ

  1. ゲタリア(Getariako Txakolina)
     → 最も有名。海風を感じる塩っぽさとキレの良さ。

  2. ビスカヤ(Bizkaiko Txakolina)
     → 少し内陸寄り。果実味がやや豊かで丸みのある印象。

  3. アラバ(Arabako Txakolina)
     → 高地での栽培が多く、ミネラル感が強いスタイル。

🍇 使用されるブドウ

  • オンダラビ・スリ(Hondarrabi Zuri):チャコリ白の主力品種。青リンゴのような香りとキリッとした酸が特徴。

  • オンダラビ・ベルツァ(Hondarrabi Beltza):ロゼや赤チャコリに使われる黒ブドウ品種。

👉 チャコリにも白・ロゼ・赤がありますが、日本でよく見かけるのは白が中心です。


🍷 チャコリのサーブ方法も個性的!

チャコリといえば有名なのが、グラスの高い位置から注ぐ“エスカンシア”という注ぎ方

バルでは、店員さんがワインボトルを頭上に持ち上げ、グラスを腰の位置に構えてシャーッと注ぐ!
これは微発泡の泡を引き立て、香りを開かせるための演出でもあり、飲む前から楽しいパフォーマンス♪

ご自宅で飲むときも、軽くグラスに注ぎながら空気に触れさせると、風味が立って美味しさがアップしますよ。


🧀 チャコリと相性抜群な料理

チャコリは料理と一緒に楽しむのが最高のスタイル

  • ピンチョス(バスク風おつまみ):生ハム、アンチョビ、チーズ、タコなど

  • 魚介料理:イワシのマリネ、アサリの白ワイン蒸し

  • お寿司・刺身:キレのある酸味が酢飯とベストマッチ

  • 揚げ物:フライドチキン、天ぷらとも相性◎

  • レモンやビネガーを使った料理全般

👉 爽快感のある酸と塩味が、脂っこい料理や生ものをスッキリ引き締めてくれるんです!


🌿 ナチュラルワインとしてのチャコリ

最近では、バスク地方の若手生産者たちがチャコリにナチュラルワイン的なアプローチを取り入れています。

  • 自然酵母での発酵

  • SO₂(酸化防止剤)無添加

  • オーガニック農法

  • 土着品種の復興

…など、土地の個性を活かしたチャコリがどんどん登場していて、ワインラバーにはたまらない動きです♡


📌 チャコリってどこで買える?

最近では、日本でも輸入チャコリが増えてきています!

  • ナチュラルワイン専門店(ビオワイン取扱店)

  • 高級スーパーや百貨店(伊勢丹、成城石井など)

  • オンラインショップ

1本2,000〜3,500円くらいで買えるものが多く、夏のワイン選びにぴったりなプライス感もうれしいポイント。


✨ まとめ:チャコリは“気取らずに楽しむ、大人の爽やかワイン”

チャコリは、派手さはないけれど、飲むたびに「また飲みたくなる」ような味わい
ワイン初心者にも、ナチュラルワインファンにも、きっと刺さるはず。

特に夏の昼下がり、ちょっとした前菜と一緒に冷えたチャコリをくいっと一杯…もう最高です♡

ぜひこの夏の「マイ定番ワイン」に、チャコリを加えてみてくださいね!

それではまた、次のブログでお会いしましょう♪

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