ヴィーガン対応ワインって何?意外と知らないその理由

こんにちは、CalivinoのManamiです!

最近、オーガニックやサステナブルという言葉をよく聞くようになりましたよね。
私の周りでも「動物性食品を控えてる」とか「環境にやさしいものを選びたい」という声を聞くことが増えてきました。

そんな中でワインにも登場しているのが…
「ヴィーガン対応ワイン」という新しい選択肢。

でも、「ワインってもともとブドウから作るんじゃないの?どこに動物が関係するの?」って思いませんか?
今日はそんな“意外と知られていない”ヴィーガンワインの世界について、やさしく、わかりやすくご紹介します♡


🍇そもそも「ヴィーガン対応ワイン」って何?

✔️定義:

ヴィーガンワインとは、製造過程で一切の動物性原料を使用していないワインのこと。

ポイントは、「原材料」だけでなく「製造工程」も含まれるということ。
つまり、原料がブドウ100%であっても、製造途中に動物性のものを使っていたら、ヴィーガンワインとは言えません。


🍷えっ、どこに動物性のものが使われるの?

意外かもしれませんが、ワインを澄ませて美しく仕上げる**「清澄(せいちょう)」という工程**で使われるのが、動物由来の素材なんです。

清澄に使われる代表的な動物性素材:

  • 卵白(アルブミン)

  • 牛乳由来のカゼイン

  • 魚の浮き袋由来のゼラチンやアイシングラス

これらを使うことで、ワインの中に浮いている微粒子(酵母のカスなど)をまとめて沈め、見た目をクリアに整えるという役割があるんですね。


🌱じゃあヴィーガンワインはどうやって作るの?

ヴィーガン対応のワインでは、動物性の清澄剤の代わりに、以下のような植物由来や鉱物由来の代替素材が使われます。

例:

  • ベントナイト(火山灰由来の粘土)

  • エンドウ豆やジャガイモ由来のたんぱく質

  • 活性炭やセルロース(植物繊維)

また、最近では**「無清澄(ノン・フィニング)」**という、清澄処理そのものを行わない自然派の造り手も増えています。


🍷ヴィーガン対応ワイン=自然派ワイン?

必ずしもそうではありませんが、重なる部分は多いです。

  • ヴィーガンワイン → 動物性不使用にフォーカス

  • 自然派ワイン(ナチュール) → 低農薬、無添加、無濾過などを重視

どちらも「環境にやさしい」「身体にやさしい」を目指す志向が強く、ナチュールやビオワインの中にはヴィーガン認証を取得しているものも増えています。


🛒ヴィーガン対応ワインの選び方・見分け方

✔️ラベルに注目!

  • Vegan認証マークがある

  • 「Suitable for Vegans」「Vegan Friendly」などの表記

  • EUや海外の一部ワイナリーではラベル表示が義務化されつつあります

※ただし、表示がないからといってヴィーガンではないとは限りません。
気になる場合は、ワイナリーの公式情報やインポーターのHPを見るのが◎


🥂おすすめヴィーガン対応ワイン3選

①【Emiliana(エミリアーナ)】オーガニック&ヴィーガン

チリの自然派ワインの代表格。美味しさもコスパも文句なし!

✅ おすすめ:エミリアーナ・ヴィーニャ・ナチュラル(赤・白)
✅ 特徴:認証マークつき/すっきりとした飲み口で食事に合わせやすい


②【Bodegas Mureda(ムレダ)】スペイン産ヴィーガンワイン

EUのヴィーガン認証、オーガニック認証もダブルで取得。

✅ おすすめ:ムレダ・シャルドネ(白)
✅ 特徴:果実味豊かで飲みやすく、見た目もおしゃれ♡


③【La Marouette(ラ・マルエット)】フランス産ビオ&ヴィーガン

ナチュラルな製法にこだわった1本。軽やかでデイリー使いにぴったり。

✅ おすすめ:ラ・マルエット・ピノ・ノワール(赤)
✅ 特徴:爽やかな酸味と繊細な香りが魅力!


📝まとめ:選ぶだけで、ちょっと未来がやさしくなる

ヴィーガンワインは、「飲んで美味しい」だけじゃなく、環境や動物福祉に配慮したライフスタイルの一部
私たち消費者が意識して選ぶことで、ちょっとだけ世界がやさしくなるかもしれません♡

そして何より、「美味しくておしゃれ」なのが嬉しいところ。
次にワインを選ぶとき、1本だけヴィーガン対応を試してみるのもおすすめです♪

ではまた、次のブログでお会いしましょう♡

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