梅雨の夜にしっとり読みたい、ワインが登場する小説と映画

こんにちは、CalivinoのManamiです!

雨が降り続く梅雨の夜。
「どこにも出かけたくない」「外の空気もしっとり重たい」…そんな日は、お気に入りのワインを片手に、物語の世界にふっと入り込んでみませんか?

今回は、「ワインが登場する小説と映画」をテーマに、しっとり過ごしたい梅雨の夜にぴったりな作品をご紹介します。
どの作品も、ワインがただの“飲み物”ではなく、“心の奥深くに触れる存在”として描かれています。
まるでグラスの中にストーリーが詰まっているかのような、そんな一夜を過ごしてみてくださいね。


📖 小説編|じっくり味わうように読みたい3選

① 『神の雫』(亜樹直・オキモト・シュウ)

  • ジャンル:漫画(全44巻)

  • こんな夜に:じっくり読書したい雨の夜に

  • 世界中のワインラバーから支持されている名作。亡き父が残した“12使徒”という謎のワインを探し当てる旅が、詩的で美しく描かれます。

  • 実在のワインが登場するので、読んだ後は「このワイン飲んでみたい!」となること間違いなし。

🍷おすすめの一杯:ブルゴーニュのピノ・ノワール
読後の余韻と共に、繊細な赤ワインを。


② 『赤と白』(中島京子)

  • ジャンル:短編集/ワインが繋ぐ人間模様

  • こんな夜に:静かな感情に寄り添いたい夜に

  • 「赤ワイン」と「白ワイン」が象徴するように、2つの色が交差するような男女の関係、人生の選択が短編ごとに描かれます。

  • 淡くて切ない余韻が残る、大人のための短編集です。

🍷おすすめの一杯:シャルドネ(やや樽熟タイプ)
落ち着いた味わいで、物語の余韻に浸って。


③ 『葡萄酒色のミストラル』(篠原美季)

  • ジャンル:ミステリー+グルメ+南仏ワイン

  • こんな夜に:異国に旅した気分になりたい夜に

  • 南フランスを舞台に、ワインにまつわる小さな謎を解いていく物語。

  • 美味しそうな料理と風景描写が魅力で、旅に出たくなる1冊。

🍷おすすめの一杯:ロゼワイン(プロヴァンス)
南仏の風を感じながら、明るく柔らかい味わいで。


🎬 映画編|映像とワインの香りに酔いしれる3選

① 『サイドウェイ』(2004年・アメリカ)

  • ジャンル:ヒューマンドラマ/ロードムービー

  • カリフォルニアのワイナリーを巡る2人の中年男性の旅。

  • ワインの知識だけでなく、人生の苦味や再出発のリアルさが描かれます。

  • 有名な「ピノ・ノワールのくだり」は、今も多くのワインファンの胸に残る名台詞。

🍷おすすめの一杯:カリフォルニア産ピノ・ノワール


② 『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』(2008年・アメリカ)

  • ジャンル:実話ベース/爽快な成長ストーリー

  • フランス至上主義だった1970年代に、カリフォルニアワインが評価されるきっかけになった“パリスの審判”を題材にした映画。

  • ワイン界の革命を描いた作品で、見終わった後に「私も頑張ろう」と思える1本。

🍷おすすめの一杯:ナパ・ヴァレーのシャルドネ


③ 『二ツ星の料理人』(2015年・アメリカ・イギリス)

  • ジャンル:グルメ×再生ドラマ

  • ワインそのものが主役ではないけれど、料理とワインのペアリングがキーになる美食映画。

  • ストイックな主人公が再びキッチンに立つ姿に、自分を見つめ直すきっかけになるかも。

🍷おすすめの一杯:フランス産白ワイン(ムルソーなど)


☔ まとめ:ワインと物語がくれる「深呼吸の時間」

梅雨の夜は、ただの“雨の日”ではなく、自分の心にそっと寄り添う静かな時間。
そんな夜に読む小説、観る映画、そして一杯のワインは、きっとあなたの感性をふわっと潤してくれるはず。

冷蔵庫のワインをグラスに注ぎ、雨音に耳をすませながら、ぜひ物語の世界へ旅してみてくださいね。

ではまた、次のブログでお会いしましょう!

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