花粉症でもワインを楽しみたい!鼻が詰まっていても香りを堪能するテイスティング法

こんにちは、CalivinoのManamiです。

春ですね!ポカポカ陽気で気持ちが良い反面、この季節、ワイン好きにとって最大の強敵が現れます。そう、**「花粉症」**です。

せっかく美味しいワインを開けても、「鼻が詰まって香りが全然わからない」「薬を飲んでいるからお酒を控えるべき?」と、フラストレーションを抱えている方も多いのではないでしょうか。実は私も、毎年この時期はティッシュが手放せない重度の花粉症ユーザーの一人。

30代になり、「お酒との付き合い方」をより大切に考えるようになってから、私は**「花粉シーズンだからこそ楽しめる、香りの官能を鈍らせない特別なテイスティング術」**を実践するようになりました。

今日は、鼻が詰まっていてもワインの魅力を120%引き出す裏ワザや、花粉症の時期に選ぶべきワインのタイプ、そしてお薬との付き合い方まで、私自身の体験をもとに詳しくお届けします。


1. 鼻が利かない時は「口の中」で香りをキャッチする

ワインの楽しみの8割は「香り」と言われますが、実は香りの感じ方には2つのルートがあります。

  1. オルソネーザル(鼻先で嗅ぐ香り):グラスから直接鼻で吸い込む香り。

  2. レトロネーザル(口中から鼻に抜ける香り):ワインを口に含んだあと、喉の奥から鼻腔へ抜けていく香り。

鼻が詰まっていても、この**「レトロネーザル」**を活用すれば、ワインの果実味や熟成感を驚くほど鮮明に感じ取ることができるんです。

1.1 「含み香」を最大化するテイスティング法

ワインを口に含んだら、すぐに飲み込まず、舌の上で転がしながら**「唇を少し開けて、空気をシュッと吸い込む」**ようにしてみてください。 これにより、ワインの成分が気化し、喉の奥からダイレクトに嗅覚神経を刺激します。鼻の入り口が詰まっていても、内側からのルートは意外と通っているもの。この方法は、プロのソムリエも微細な香りを取るために使うテクニックなんですよ。


2. 花粉シーズンに選ぶべき「香りの強い」ワイン

鼻の感度が落ちている時は、繊細なワインよりも、香りのキャラクターがハッキリした「アロマティック・ヴァラエティ」を選ぶのが正解です。

2.1 ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)

「ライチ」や「バラ」の香りが爆発的に広がる、非常に個性的な白ワインです。花粉症で少し鼻が鈍っていても、「あ、バラの香りがする!」とハッキリ認識できるほどのパワーがあります。

2.2 ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン

前回の記事でも触れましたが、この品種の「グレープフルーツ」や「刈りたての草」の香りは非常に鮮烈。爽やかな酸味は、鼻のムズムズをリフレッシュさせてくれるような感覚さえ与えてくれます。


3. 【重要】ワインと花粉症の薬、どう付き合う?

ここ、とっても大切なポイントです。30代は大人の飲み方が求められる世代ですから、健康管理も楽しみの一部。

3.1 抗ヒスタミン薬とお酒の相性

花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)の多くは、アルコールと一緒に飲むと眠気やふらつきが強く出る可能性があります。 「どうしても今夜はワインを一杯だけ飲みたい!」という日は、以下の3点を意識してみてください。

  • 薬を飲む時間をずらす:夕食時に飲むなら、朝に服用するタイプの薬にするなど(医師や薬剤師さんに相談してくださいね)。

  • 「眠くなりにくい」タイプの薬を選ぶ:最近は第2世代抗ヒスタミン薬など、脳への影響が少ないものも増えています。

  • 水を同量以上飲む:体内のアルコール濃度を急激に上げないことが、薬との副作用を抑える最大の防御策です。

3.2 専門用語解説:ヒスタミンとワイン

実は、ワイン自体にも「ヒスタミン」が含まれています。特に赤ワインは白ワインよりもヒスタミン含有量が多い傾向にあるため、症状がひどい時は、よりヒスタミンの少ない「辛口の白」や「スパークリング」を選ぶのが賢い選択です。


4. 【体験談】花粉症を逆手に取った「温度」の楽しみ方

ある年、鼻が完全に終わっていた私は、香りを諦めて**「テクスチャー(口当たり)」**に集中することにしました。

冷たく冷やした辛口のシャブリを飲んだ時、鼻が利かない分、口の中を通るひんやりした感触や、キリッとした酸味の刺激、喉を通る時のミネラル感が、普段の何倍もダイレクトに伝わってきたんです。

「あぁ、ワインって香りだけじゃなくて、この『触感』も美しさの一部なんだ」と再発見できたのは、花粉症のおかげ(?)かもしれません。


5. まとめ:春の不自由も、新しい発見のチャンス

花粉症は辛いですが、「香りが弱いから飲まない」と決めつけるのはもったいない!

  • 「レトロネーザル」を意識して、口の中から香りを感じる。

  • 香りの強い「アロマティック」な品種を選ぶ。

  • 症状が重い時は、刺激の少ない白やスパークリングを。

  • お薬を飲んでいる時は、いつも以上に慎重に、水を飲みながら。

不自由な時期だからこそ、普段は見落としていたワインの「酸」や「温度」「質感」に意識を向けてみてください。きっと、5月に鼻が通るようになった時、あなたのテイスティング能力は一段階上がっているはずです。

今の季節を、自分なりの工夫で乗り越えていきましょうね!

Cheers!

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