こんにちは、CalivinoのManamiです。
最近、ワインショップの棚で「オーガニック」や「ビオ」といった言葉以外に、少しずつ見かけるようになった新しい言葉があります。それが「リジェネラティブ(環境再生型)」。
30代になり、自分の体に入れるものだけでなく、自分が選ぶものが「次の世代に何を残すか」を意識するようになった方も多いのではないでしょうか。実は今、ワイン界では「環境を守る」から一歩進んで、「壊れてしまった環境を、ブドウ造りを通じて再生させる」という、とても力強くて美しい挑戦が始まっています。
今回は、2025年の今こそ知っておきたい、一歩先を行くサステナブルなワインの真実について、私自身の気づきを交えてお話しします。
「維持」ではなく「再生」を目指す農業
これまでのサステナブル(持続可能)は、今の状態を維持することに主眼がありました。しかし、リジェネラティブ農業は違います。
「ブドウを植えることで、土を豊かにし、二酸化炭素を地中に閉じ込め、生物の多様性を取り戻す」
そんな魔法のようなことが、実際に行われているんです。 例えば、あえて雑草を生やしたままにして土壌の微生物を増やしたり、羊や鶏を畑に放して自然の肥料にしたり。こうして造られたワインは、驚くほど純粋で、その土地の「生命力」そのものを飲んでいるような、深い満足感を与えてくれます。
ボトルの形も変わる?「軽量化」と「紙ボトル」の衝撃
サステナブルな変化は、中身だけではありません。今、ワインボトルの「重さ」が大きな議論を呼んでいます。
「重厚なボトルほど高級」という価値観はもう古いです。2025年、JAL(日本航空)などの航空会社が軽量なガラスボトルを全面的に採用し始めたように、輸送時の二酸化炭素排出を抑えるための**「ライトウェイト・ボトル」や、リサイクル率100%を誇る「紙製ワインボトル(成型繊維ボトル)」**が、スーパーやコンビニの棚にも並び始めています。
最初は「紙のボトルなんて……」と戸惑うかもしれませんが、実際に手に取ってみると驚くほど軽く、そして中身のクオリティは一切損なわれていません。むしろ、その選択をしている自分に少し誇りを持てるような、新しい贅沢の形なんです。
最後に:私たちの1杯が、未来の土を作る
ワインを選ぶことは、その造り手の思想を支持すること。 今夜あなたが手に取る1本が、リジェネラティブな農法で造られたものなら、それはあなたがグラスを通して地球の再生に参加した証です。
美味しいから選ぶ。そして、それが地球のためにもなっている。 そんな「欲張りで優しい選択」が、これからの大人の女性のニュースタンダード。ぜひ、ラベルの裏側に隠された「地球への想い」に、耳を澄ませてみてください。