ワインと魚介類:白ワイン以外の意外な選択肢

こんにちは、CalivinoのManamiです。魚介類には一般的に白ワインが合うとされていますが、赤ワインやロゼ、スパークリングワインなども、意外なほど魚介と相性が良い場合があります。ここでは、白ワイン以外のワインで、魚介類との絶妙なペアリングを紹介します。

1. 鮭のグリルとピノ・ノワール

料理: 鮭のグリル(レモンやディルを添えて)

  • ワイン: ピノ・ノワール
    • ペアリングのポイント: ピノ・ノワールは、赤ワインの中でも軽やかで、赤い果実のフルーティな香りと優しい酸味が特徴です。鮭のように油がのった魚には、ピノ・ノワールのフルーティーさと酸味が、脂のリッチさを和らげ、さっぱりとした後味を残してくれます。特に、オーク樽で熟成されていない軽めのピノ・ノワールが、鮭の繊細な風味を引き立てます。

2. 牡蠣とシャルドネ

料理: 生牡蠣

  • ワイン: シャブリ(シャルドネ)
    • ペアリングのポイント: 牡蠣に合うワインとしてはシャブリが定番ですが、ここでは赤ワインの意外な選択肢としてボジョレー・ヌーヴォーもおすすめします。フランス・ブルゴーニュ地方のガメイ種から作られるこの赤ワインは、低タンニンで、軽やかなベリーの香りが特徴です。牡蠣の塩味とミネラル感に、ボジョレーのフレッシュな果実味が調和し、驚くほど爽やかなペアリングが楽しめます。

 

3. タコのグリルとグルナッシュ・ロゼ

料理: タコのグリル(ガーリック、オリーブオイル、ハーブで調理)

  • ワイン: グルナッシュ・ロゼ
    • ペアリングのポイント: ロゼワインは、赤ワインのフルーティーさと白ワインの酸味を兼ね備えており、グリルされたタコとの相性が抜群です。特に、グルナッシュ・ロゼは、ストロベリーやスパイスのニュアンスがあり、タコの風味とオリーブオイルのリッチさに負けず、全体をさっぱりとまとめます。タコの甘味とグルナッシュ・ロゼのフレッシュな味わいが、アウトドアでも楽しめる一皿にぴったりです。

 

4. 鰹のタタキとシラーズ

料理: 鰹のタタキ(生姜やポン酢を添えて)

  • ワイン: シラーズ
    • ペアリングのポイント: 鰹のタタキには、通常日本酒や白ワインが合うとされていますが、シラーズのようなスパイシーでフルボディの赤ワインも意外と相性が良いです。シラーズのブラックベリーやスパイスの香りが、鰹の濃厚な味わいとスモーキーさを引き立てます。また、シラーズのしっかりとしたタンニンが、タタキの脂と旨味をバランス良く引き締めます。

 

 

5. ロブスターとブリュット・ロゼ・シャンパン

料理: ロブスターのバターソース焼き

  • ワイン: ブリュット・ロゼ・シャンパン
    • ペアリングのポイント: ロブスターのリッチなバターソースとシャンパンの組み合わせは、アウトドアでの贅沢なひとときにぴったりです。ブリュット・ロゼ・シャンパンの繊細な泡とフレッシュな酸味が、バターのコクを和らげ、ロブスターの甘味を引き立てます。ロゼシャンパンのフルーティーな風味が、ロブスターの旨味と調和し、洗練された味わいを楽しめます。

 

まとめ

魚介類と白ワイン以外のワインのペアリングは、食卓に新たな楽しみをもたらします。ピノ・ノワール、ボジョレー・ヌーヴォー、グルナッシュ・ロゼ、シラーズ、ブリュット・ロゼ・シャンパンなど、意外なワインを選ぶことで、魚介料理の魅力をさらに引き出すことができます。ぜひ、これらの組み合わせを試して、新しい味わいの発見を楽しんでみてください。

ブログに戻る